カテゴリ:校長室から
漢字検定が行われました。
本日は放課後に漢字検定を学校支援本部に実施していただきました。
本校では英語検定、漢字検定を受検することができます。
各種検定は入学試験と異なり、一定の得点を取ることができると、合格します。
一人一人の努力の結果で合否が決まるので、自分の学習の成果を確認するという意味でも、検定を受けるメリットがあると思います。
来週、進路説明会があり、いよいよ3年生は卒業後の進路選択に向けて、本格的に取り組む時期になりました。
例年入試を控えた3年生が「合格できるかな」「不安だな」とこぼす声が聞こえてくるものですが、そういう時に私は必ず「倍率をみて考え方を変えよう」と伝えます。倍率2倍ということは、受験者の半分が合格、半分が不合格です。都立の一般入試で、2倍を超える学校はそんなに多くありません。多くの都立高校が1.5倍前後です。1.5倍だと3人に2人合格します。「3人のうち1人落ちると考えるか、3人中2人合格すると考えるかで心のもちようが変わる」ということを話をしています。希望をもって前向きに学習に取り組むのか、不安を抱えて焦りながら学習に取り組むのか、どちらの方が自分に合っているのか人によって異なるかもしれませんが、希望をもって前向きな気持ちをもって取り組んでいく方が、いい結果が多く得られているように思います。
いろいろと不安を抱える気持ちに寄り添いながら、希望がもてるようにサポートしていきたいと思います。
若手育成研修がありました。
本日本校を会場に若手育成研修が行われました。
中学校の採用1年目の教員でグループを組み、道徳の授業づくりを一緒に考える研修の中で、本校の2年A組の生徒に対し、実際に授業を行い、小学校の採用1年目の先生も参観して、互いに意見交換を行い授業づくりについて研修を行いました。
約30人もの先生方に参観されながらの授業でしたので、いつもの2年A組よりは、少しおとなしい様子でしたが、手を挙げて発言する生徒も多く、真剣に授業に参加している姿はさすが天中生でした。
ICT機器のトラブルがあり、予定していた映像から音声が流れないなど、アクシデントもありましたが、そこでざわつくことなく、しっかりと授業に取り組んでいる生徒の様子を見て、「うちのクラスではこうはいかない」と驚いた様子で話す他校の先生もいました。
今日の道徳の授業の内容項目は「希望と勇気、克己と強い意志」でした。こうしたい、こうありたいと思っても、なかなかそこに希望をもつことができず、あきらめてしまうことも多くあります。人間が希望を抱いて生きることができるのは、どんな時なのか、希望が私たちに与えてくれるものは何なのかなど、人間としての生き方について、考えを深めていく道徳の授業を学校全体で実施できるようにしていきたいと思います。
学校説明会と駅伝練習
本日は小学生の保護者対象の学校説明会を開催いたしました。平日の開催にもかかわらず、多くの保護者の方にご来場いただき、誠にありがとうございました。
小学校4年生・5年生の保護者の方にも多くお越しいただき、関心をもっていただいていることを感じることができました。
在校生の保護者の方はもとより、これから入学される生徒の保護者の方、そして地域の方から一層信頼される学校を目指して参りたいと決意を新たにいたしました。
学校説明会が終わったところで、校庭では駅伝部が練習を行っていました。
本校の駅伝部は区の駅伝大会に参加するために期間限定で活動している部活動です。
陸上部などのない区内の中学校では、区の駅伝大会に参加を希望する生徒が少なく、選手の選考に苦慮しているという話を聞きます。本校は幸いにも男女併せて40名を超える生徒が希望してくれているので、活気のある練習ができています。
多くの生徒同士でいっしょに練習することで走力をアップさせ、自分の目標タイムを超えられるようになることが一番の目的ですので、大会では長距離走を専門に練習している生徒がいる学校にはなかなか敵わないこともあると思います。それでも、こうやって大勢の仲間と励まし合いながら取り組む姿が見られることは、本校の貴重な財産だと思っています。
本番は12月8日(日)です。応援をよろしくお願いいたします。
たのしさバクハツ天沼まつり
10月14日(月)に天沼小子育てネットワーク主催で楽しさバクハツ天沼まつりが天沼小学校で開催されました。
天沼中学校はブースのお手伝いのボランティアと吹奏楽部が演奏で参加しました。
吹奏楽部の演奏で、参加していた幼児や小学生の子は、「どうやってこの楽器から音がでるのだろう」と興味津々に見ている様子がありました。
ボランティアに参加していた生徒たちは、対戦型のゲームのブースだったので、一人で参加している子供たちの対戦相手になってあげたり、応援して盛り上げてあげたりと臨機応変に対応していて、さすがだなと感心する場面が多く見られました。
10月12日(土)は杉並区のふれあい運動会にもボランティアの生徒が参加していました。地域のイベントに中学生が活躍する姿が多く見られることは素敵だなと改めて思います。
また、本日10月15日(月)16:00から、荻窪駅前にて、「赤い羽根共同募金」の駅頭募金活動に天沼中生が参加いたします。
10月20日(日)は、コミュニティふらっと本天沼のオープニングイベントに中学生が参加します。ぜひ中学生のがんばりを応援していただければと思います。
令和6年度音楽発表会が終わりました。
令和6年度の音楽発表会が無事に終わりました。
どの学年もリハーサルよりも本番の方がとても良く歌えていたと思います。
学年合唱を聞き比べると、やはり学年が上がるにつれての声の艶、深みが増し、歌声に輝きが増すものだと改めて思いました。
どのクラスの歌も甲乙つけがたく、非常に接戦だったのではないかと思いました。
吹奏楽部の演奏も、オータムコンサートの時よりも上達しているように感じました。顧問の教員も全員加わっての合奏というのも、なかなか貴重な瞬間でした。
大勢の保護者・地域の皆様にご来場いただき、本当にありがとうございました。
いよいよ音楽発表会です。
いよいよ明日が音楽発表会本番となりました。
3年生2クラスは音楽発表会直前で音楽の授業もあり、最後の仕上げを行っていました。そして、5校時は3年生の学年練習で各クラスの合唱を聞くことができました。
先週とは違った歌声に成長しており、明日がとても楽しみになりました。
前日指導では、音楽発表会担当教員から「杉並公会堂で、保護者地域の皆さんに公開します。しっかりと後悔しない歌声を」と話があり、注意点等について連絡がありました。
天候が少し心配ですが、きっといい歌声が杉並公会堂に響き渡ることでしょう。
ぜひ杉並公会堂にお越しください。生徒の頑張りを聴いていただければと思います。
国産食材の日
本日の給食は、「国産食材の日」として、献立は「ニシンの照り焼き、豆腐とわかめのすまし汁、かぼちゃのそぼろ煮」でした。
ニシンが給食に出たのは私の教員生活の中でも初めてだと思います。(記憶違いもあるかもしれません)秋刀魚やイワシ、サバが給食の食材として使われることは多くありますが、ニシンはあまり見かけることはありません。
今日の給食で出たニシンは、小骨も綺麗に取り除いてあり、非常に食べやすく美味しく調理されていました。ニシンの干物などを食べたことがある方はわかると思いますが、小骨の多い魚なので、小骨を感じないよう手をかけていただいていることがわかり、非常にありがたい気持ちになりました。
昔は「アジの開き」のように「身欠きニシン」が家庭の食卓の定番となっていた時代があったと聞きます。小樽には鰊御殿というニシン漁が大規模に行われていた頃の建物が現存するなど、昔は北海道沿岸は産卵のために訪れるニシンで埋め尽くされるくらい生息していたそうです。昭和40年代頃にはほとんど漁獲されなくなったことで、ニシンの価格は高くなり庶民の食卓から姿を消したそうです。
思い返せば、給食に秋刀魚の筒煮が献立になることが1年に何回もありましたが、近年の秋刀魚の不良による価格上昇で2回以上出ることは少なくなりました。庶民の味方と言われていた食材であった、イワシやアジ。サバといった魚も資源量が低下傾向にあると聞きます。サバ缶が近年高騰したというニュースからも、漁業資源管理の大切さがわかります。
人間は海の中では生活ができません。だから海の中のことについて分かっていないことがとても多いと言われています。実際に海の詳しい海底の地形は15%程度しか分かっていないそうです。
ニシンという魚を通して、様々なことを考えさせる給食でした。
道徳の授業(2年C組)
道徳の授業を2年C組で今年初めて授業をさせていただきました。
教材は「バラのアーチの下で」を用いて、公正,公平,社会正義について考えました。教材に関連する内容として、友情,信頼、相互理解,寛容について考えました。
生徒はとても一生懸命に発言し、様々な意見が出ました。初めてのクラスでしたが、とても楽しく授業することができました。これで全てのクラスで授業を行いました。
直接生徒と話をすると、本校の生徒の素直さや、優しさ、一生懸命さなど、たくさんの良いところに触れることができます。
道徳の時間は、『よりよく生きる』ことについて、生き方について自分の考えを広げ深める時間です。これからも道徳の時間を大切にして、生徒の豊かな心を育てていきたいと思います。
生徒会任命式
本日の生徒会朝礼は、後期生徒会任命式でした。
先日の生徒会役員選挙に当選した生徒会役員7名に、私から任命状を手渡しました。
次に新生徒会長から常任委員会の委員長に任命状が手渡され、その後生徒会役員、常任委員会委員長から挨拶がありました。
生徒会は全校生徒が会員となる自治組織です。自分たちでよりよい学校生活を作っていくための組織です。本校の教育目標である「自主」とは、自分が主体になることです。生徒会活動は、「自主」の実現のためにとても大切な活動だと位置づけています。
本校には生徒だけでもおよそ300人もの個人がいて、一人一人の考えをまとめ実現させていくことは簡単ではありません。思っていることを形にするだけでも大変です。それでも、「こうしたい」、「こうすればよくなる」という生徒の皆さん思いを形にしていくのが生徒会です。新生徒会役員、新常任委員会の皆さんを中心に、天沼中生の思いをくみ上げ、形にしていく姿を期待しています。
音楽発表会1週間前
各学年の合唱練習は熱気を帯びてきました。3年生だけではなく2年生もとても一生懸命に取り組んでいます。
2年生と1年生が音楽室で合同練習を行っていました。1年生にとっては、びっくりするほど1年間でこんなにも成長するんだと、目標ができたのではないでしょうか。
練習できる時間はあと1週間となりました。自分たちで考え、進んで練習に取り組んでいる様子は、天中生の素晴らしさを実感します。本番での歌声だけではなく、この練習時の様子こそぜひ皆さんに見ていただきたいものだと感じます。
今週よりも確実に上手になっていることは間違いありません。さらなる成長、楽しみにしています。