カテゴリ:校長室から

華道部

昨日は華道部の活動日で、小学生の部活動体験も行われました。

本校は華道部が文化部として設置しており、外部指導の方が来校して指導していただいています。

公立の中学校で華道部がある学校は珍しく、天沼中学校の特色の一つとなっています。

小学生の参加もかなり多く、2、3年生の部員が小学生のサポートを行いながら活動していました。

活動後にはその日に生けた花を玄関前に飾っていただいています。

金曜日に本校を訪れた際は、ぜひご覧ください。

生徒会役員選挙から

生徒会役員選挙の結果が出ました。

新しい生徒会役員のメンバーが決定しました。

今年の生徒会役員選挙では、担当した教員の勘違いが元となり、集計のし直しを行うこととなってしまいました。

生徒の皆さんにご迷惑をおかけしてしまったこと、心からお詫びいたします。

 

今年の生徒会役員選挙では、天沼中生の素晴らしさを改めて感じることができました。多くの学校に勤務してきましたが、生徒会役員選挙では、どんなに声かけを行っても無効票となる投票が0にはなりません。生徒会役員選挙後の職員室での話題として「『選ぶ人の責任』について話をしているのに、ちゃんと投票しない人がいる」という話が毎年のように出ているものでした。

しかし、天中生は無効票が一つもありませんでした。自分たちの代表である生徒会役員を決める選挙に対して、責任をもって一票を投じたことが分かり、とてもうれしく思いました。教育目標である「自律」が生徒の心の中に生きていると感じました。

「いただきます」

本日の給食の献立は「たこめし」「厚焼き卵」「肉じゃが」「野菜のわざび和え」「牛乳」でした。

日本では、食事の前の挨拶として「いただきます」という言葉を使います。いつからどのような意味から使われるようになったかについては、諸説あるようですが、「いただきます」という言葉は、「命をいただきます」という意味が込められているという話があります。「いただく」という言葉は、「もらう」の謙譲語ですので、動植物の命をもらって我々の命につなげていくと考えることができます。

今年は店頭からお米がなくなり、お米が買えなくなってしまった経験をおもちのご家庭もあることと思います。給食では、お米の購入契約を交わしている業者の方が、年間に必要なお米を計画的に確保していただいているおかげもあり、計画通りに給食を実施することができています。

コロナ禍で学校が休校になった時、あるテレビ番組で学校給食に出していた小松菜を救えという企画を見たことがありました。食材を購入させていただいている業者だけではなく、生産者の方も安全・安心な給食のために、食材を優先的に提供していただいていることを知りました。

給食の調理に携わる調理員さんを始め、食材の納入業者の方、食材の生産者の方、様々な方々の思いが形になって給食ができあがっていることを考えると、本当にいろいろな思いをいただいているのだと実感します。

今、お米以外にも、牛乳の生産が厳しくなっているなど、日本の農業の土台が揺らいできているという話をよく耳にするようになりました。

ロシアによるウクライナ侵攻の影響による肥料や資材価格の高騰や、担い手の高齢化による後継者不足など、農業を取り巻く環境は厳しさを増す一方です。

そんな中でも子供たちのためにとの思いをもって取り組んでいただいている方々のおかげで、給食が食べられていることをしっかり胸に刻んでいきたいと思います。

立会演説会にて

本校の生徒会立会演説会・役員選挙では、生徒はタブレット端末を持参して

選挙公報を閲覧しながら立候補者演説を聴いています。

ほとんどの生徒は、立候補者の顔を見ながら、真剣な表情で参加していましたので、

天中生は素晴らしいと思えた1コマでした。

立候補者の演説の中で、先日地域の方にお越しいただき、エコキャップ回収運動についてお話いただいたことを取り上げて、地域とのつながりを深めていきたいと語った候補者がいました。

生徒の代表となる生徒会の役員が、地域の方々との関わりを大切にし、ボランティア活動を活発にしていきたいと考えている様子がうかがえました。

他にも授業アンケートを実施したい、生徒間の交流の場を作りたいなど、様々な提案がそれぞれの候補者から語られました。

全てを実現していくことは難しいかもしれませんが、今日演説会で語った選挙公約の実現に向けて、学校としてサポートしていきたいと考えています。

オータムコンサートを鑑賞して

9月7日(土)杉並公会堂にて、オータムコンサートが開催されました。

 

すべての学校の演奏を聴くことはできませんでしたが、天沼中学校吹奏楽部の演奏を聴くことができました。

本校の演奏は、とても柔らかい音で、バランスのいい発音をしていて、部員の調和が感じられる演奏でした。吹奏楽部員の個性を感じるとてもいい演奏でした。

学校によっては、金管楽器がパワフルで華やかな演奏があったり、木管楽器が美しく響いている演奏があったりと、学校ごとに個性が異なっていて、吹いている人が違うと異なる音色になるということを改めて感じることができました。

 

本校の吹奏楽部員は、少人数のため、各パートに割ける人数が少ないため、必然的に一人一人の技量が演奏に大きく反映されていきます。そんな中でまとまりのある音を出すことはとても大変なのですが、日頃の練習の成果が表れていました。

 

10月11日(金)の音楽発表会でも、吹奏楽部の演奏を聴くことができます。

今年は保護者の入れ替えを行いませんので、ぜひお子様の演奏以外も鑑賞していただき、生徒の頑張りをご覧いただければと思います。