2024年9月の記事一覧
生徒会役員選挙から
生徒会役員選挙の結果が出ました。
新しい生徒会役員のメンバーが決定しました。
今年の生徒会役員選挙では、担当した教員の勘違いが元となり、集計のし直しを行うこととなってしまいました。
生徒の皆さんにご迷惑をおかけしてしまったこと、心からお詫びいたします。
今年の生徒会役員選挙では、天沼中生の素晴らしさを改めて感じることができました。多くの学校に勤務してきましたが、生徒会役員選挙では、どんなに声かけを行っても無効票となる投票が0にはなりません。生徒会役員選挙後の職員室での話題として「『選ぶ人の責任』について話をしているのに、ちゃんと投票しない人がいる」という話が毎年のように出ているものでした。
しかし、天中生は無効票が一つもありませんでした。自分たちの代表である生徒会役員を決める選挙に対して、責任をもって一票を投じたことが分かり、とてもうれしく思いました。教育目標である「自律」が生徒の心の中に生きていると感じました。
「いただきます」
本日の給食の献立は「たこめし」「厚焼き卵」「肉じゃが」「野菜のわざび和え」「牛乳」でした。
日本では、食事の前の挨拶として「いただきます」という言葉を使います。いつからどのような意味から使われるようになったかについては、諸説あるようですが、「いただきます」という言葉は、「命をいただきます」という意味が込められているという話があります。「いただく」という言葉は、「もらう」の謙譲語ですので、動植物の命をもらって我々の命につなげていくと考えることができます。
今年は店頭からお米がなくなり、お米が買えなくなってしまった経験をおもちのご家庭もあることと思います。給食では、お米の購入契約を交わしている業者の方が、年間に必要なお米を計画的に確保していただいているおかげもあり、計画通りに給食を実施することができています。
コロナ禍で学校が休校になった時、あるテレビ番組で学校給食に出していた小松菜を救えという企画を見たことがありました。食材を購入させていただいている業者だけではなく、生産者の方も安全・安心な給食のために、食材を優先的に提供していただいていることを知りました。
給食の調理に携わる調理員さんを始め、食材の納入業者の方、食材の生産者の方、様々な方々の思いが形になって給食ができあがっていることを考えると、本当にいろいろな思いをいただいているのだと実感します。
今、お米以外にも、牛乳の生産が厳しくなっているなど、日本の農業の土台が揺らいできているという話をよく耳にするようになりました。
ロシアによるウクライナ侵攻の影響による肥料や資材価格の高騰や、担い手の高齢化による後継者不足など、農業を取り巻く環境は厳しさを増す一方です。
そんな中でも子供たちのためにとの思いをもって取り組んでいただいている方々のおかげで、給食が食べられていることをしっかり胸に刻んでいきたいと思います。
小学生部活動体験(2日目)
本日の小学生部活動体験はバレーボール部、サッカー部、硬式テニス部、吹奏楽部で行われました。
天中生が一生懸命に教える姿、楽しそうに体験する小学生の姿は見ていて微笑ましく感じられました。
写真は生徒会の生徒たちが部活動をまわって撮ってくれたものです。部活動体験に貢献してくれました。
立会演説会にて
本校の生徒会立会演説会・役員選挙では、生徒はタブレット端末を持参して
選挙公報を閲覧しながら立候補者演説を聴いています。
ほとんどの生徒は、立候補者の顔を見ながら、真剣な表情で参加していましたので、
天中生は素晴らしいと思えた1コマでした。
立候補者の演説の中で、先日地域の方にお越しいただき、エコキャップ回収運動についてお話いただいたことを取り上げて、地域とのつながりを深めていきたいと語った候補者がいました。
生徒の代表となる生徒会の役員が、地域の方々との関わりを大切にし、ボランティア活動を活発にしていきたいと考えている様子がうかがえました。
他にも授業アンケートを実施したい、生徒間の交流の場を作りたいなど、様々な提案がそれぞれの候補者から語られました。
全てを実現していくことは難しいかもしれませんが、今日演説会で語った選挙公約の実現に向けて、学校としてサポートしていきたいと考えています。
バスケットボール部 小学生部活動体験
本日より、小学生部活動体験が始まりました。バスケットボール部には、13名の小学生が参加しました。
小学生は一生懸命、部員は普段より緊張した様子で活動していました。
オータムコンサートを鑑賞して
9月7日(土)杉並公会堂にて、オータムコンサートが開催されました。
すべての学校の演奏を聴くことはできませんでしたが、天沼中学校吹奏楽部の演奏を聴くことができました。
本校の演奏は、とても柔らかい音で、バランスのいい発音をしていて、部員の調和が感じられる演奏でした。吹奏楽部員の個性を感じるとてもいい演奏でした。
学校によっては、金管楽器がパワフルで華やかな演奏があったり、木管楽器が美しく響いている演奏があったりと、学校ごとに個性が異なっていて、吹いている人が違うと異なる音色になるということを改めて感じることができました。
本校の吹奏楽部員は、少人数のため、各パートに割ける人数が少ないため、必然的に一人一人の技量が演奏に大きく反映されていきます。そんな中でまとまりのある音を出すことはとても大変なのですが、日頃の練習の成果が表れていました。
10月11日(金)の音楽発表会でも、吹奏楽部の演奏を聴くことができます。
今年は保護者の入れ替えを行いませんので、ぜひお子様の演奏以外も鑑賞していただき、生徒の頑張りをご覧いただければと思います。
第2回音楽発表会実行委員会を行いました。
来月、10月11日(金曜日)開催予定の「音楽発表会」に向けて、第2回実行委員会が行われました。
第2回の今回は、各学級の発表順やスローガン、練習の割り当て場所などの確認を行いました。次回の第3回は、9月12日(木曜日)開催予定です。
「いのち」
昨日は、実の父親がを息を引き取ったため、お休みをいただくことになりました。
いろいろとご迷惑をおかけいたしました。
8月末に、体調不良が続いていたため、いやがる父を病院につれていき、そのまま入院となっていました。
一昨日、病院から病状の説明の呼び出しがありました。夕方病院に着くと医師から私一人で説明を受け、その後医師が父に説明する場に立ち会い、少し父と会話をして病院を後にしました。
その数時間後、夜中に病院から容態の急変を知らせる電話がなりました。実家に寄って母を車に乗せ、病院についたものの、息を引き取った後でした。いつ亡くなってもおかしくないと告げられていたものの、こんなに早く別れが訪れるとは全く予想しておらず、実感がないというのが、正直な気持ちです。
始業式の話の中で、「有り難う(ありがとう)」という意味について話をしましたが、当たり前になってしまうと、なかなか「有り難う」という思いを抱きにくくなります。
恥ずかしい話ですが、こうやってあっさりと当たり前にいた親がいなくなると、いかに親が生きていることが当たり前に思ってしまっていたかに気づかされ、反省しきりです。
父親の生涯ということを考えると、亡くなる間際まで人の手をほとんど借りず、自宅で過ごし、最後の最後は短期間の入院で生涯を終えました。「ピンピンコロリ」という言葉が言われていますが、まさにその通りの生涯だったように思います。
しかし、最後まで「自宅に帰りたい」と言っていましたので、最後の最後は父の理想通りではなかったのかもしれません。そう考えると、生きることは自分の思うままにはいかないものなのだと、改めて感じました。
だからこそ、1日1日を大切にして毎日を過ごしていかなければならないと強く誓った日でもありました。
何かを失って改めて実感をもって気づくことというのが多くあります。残念ながら、それが人間の性なのかもしれません。
心に響いたことを素直に受け止めて、心に浮かんだこと、思ったことを実現できるようにする。それは中学生でも大人でも大切にすべきことだと感じています。
「ありがとう」という気持ちを大切にしていきましょう。
校内の植物
夏休み中も、ボランティア部が水やりを欠かさなかったので、きれいに咲いています。
昼休みの校庭
まだまだ暑い日が続いていますが、少しずつ気温も下がってきています。
昼休み、校庭で元気にサッカーをする生徒たち。思いっきり、走り回っていました。