カテゴリ:校長室から
明日は終業式
明日は終業式です。2学期最後の授業日となりました。
3年生の保健体育では、校庭でサッカーをしていたり
2年生の家庭科の授業では、調理実習で豚汁を作っていたり
3年生の音楽の授業では、合唱の練習をしていたり
体育館では、各学年が2学期を振り返る学年集会を行っていたり
給食後は大掃除をして、校舎の様々なところを皆で分担して綺麗にしたりしていました。
12月は寒い日が多かったですが、晴れの日も多く穏やかな日が多かったように思います。
明日はいよいよ2学期最後の登校日です。
本当は全校生徒が集まって終業式を行いたいと考えておりましたが、1、2年生でインフルエンザの感染が広がってきており、放送での終業式を行うことにしました。
放送となり残念ではありますが、明日は登校できる生徒全員が、無事に時間通り登校できることを祈っています。
カウンターが1万を超えました
先週土曜日にこのHPのカウンターが1万を超えました。
2学期から本格的にこのHPに移行し、およそ4ヶ月で1万回の閲覧があったということになります。
おおよそ平日1日あたり100回は閲覧されている計算になります。
日常のちょっとしたことを発信する形をとらせていただいていますが、各種お便り等も併せて天沼中学校のことについて知っていただければと思います。
各学年3クラスずつの小規模な中学校ですが、通っている生徒たちは、とても真面目で一生懸命頑張っています。そんな生徒の様子の片隅がご紹介できればと思い、全職員でこのHPを運営しています。
2学期も残すところあと少しとなりましたが、引き続きこのHPをご覧くださいますようお願いいたします。
土曜授業公開
本日は土曜授業公開でした。1校時は通常の授業公開でした。2年A組の理科の授業では、電気回路の回路図の書き方について、理科室で学習していました。
2年B組の音楽の授業では、音楽室でwebアプリを用いて、創作の授業に取り組んでいました。どんな旋律が生まれるのか楽しみです。
3年生の授業は、社会科、数学科で、真剣に取り組んでいる生徒も多くいましたが、集中できない様子の生徒もちらほら見られたのは残念でした。
2・3校時は言霊朗読鑑賞・発表会でした。ご指導いただいていた鈴木KE企画カンパニーさんの役者さんによる朗読劇の鑑賞や、言霊100選の朗読の発表会、生徒による朗読劇の鑑賞会を行いました。とても上手に朗読する生徒もおり、生徒の隠れた才能が見ることができました。最後にフリーアナウンサーの谷原博子さんから、講評をいただきました。
放課後はレスキュー隊の訓練でCS委員も兼任されている守真弓さんを講師にパッククッキングの実習を行いました。災害時に限られた資材を使って食材を調理する技術は被災によるストレスを軽減するためにも重要な技術です。レスキュー隊で学んだことを大人になっても忘れずに生かしてほしいと思います。3年生のレスキュー隊員が多く参加してくれたことは、とても嬉しいことでした。
盛りだくさんの土曜授業公開となりましたが、多くの保護者の方、地域の方にご来校いただきありがとうございました。
委員会活動
本日の昼休み、図書委員会企画のおはなし会がありました。
図書委員会が準備をし、室内は飾り付けを行い、参加者には手製のしおりを配るなど、力の入った企画となっていました。
規律委員会では、昼休みのボールの使い方についてなかなか委員の注意をきいてくれないことから、注意した記録をとるようにすることにして、自分たちでアイデアを出して、昼休みのルールを自発的に守れるようにしています。
給食委員会では、先日給食調理員さんにインタビューを行って、どんな方が日々の給食を作っていただいてるのか、全校に伝えようと準備をしています。
保健委員会では、先日ご紹介したとおり、感染症予防のV動画を作成して注意喚起を行っています。
こういった生徒会の活動は、担当する教員の声かけや指導がありますが、基本的には生徒の発案で生徒が主体となって取り組んでいる活動です。
このように自主的に企画を提案し、活動する委員会が多いのも天沼中の好いところの一つではないかと思います。
卒業制作
本日の6校時3年生の教室をのぞくと卒業制作の作業を行っていました。
2学期も残すところ登校日は5日となりました。
3学期は50日程度しか登校する日はありません。入学試験その他で実際の登校する日はもっと少なくなります。卒業という2文字が3年生にとっては、日に日に近づいてきていることを実感します。
今年の3年生担当教員には、美術科がいるため卒業制作を行うことになりました。
どんな作品ができあがるのか、ぜひ楽しみにしていただきたいと思います。
どうやら鳥を描いて、切り抜いているようですが、果たしてどう使われるのでしょうか。3年生のどんな思いが込められた作品になっていくのか、注目です。
12月学校運営協議会
12月の学校運営協議会が開催されました。
杉並区立学校は、全ての学校がCS(コミュニティスクール)となっており、学校運営協議会が設置されています。地域の方や現役の保護者、学識経験者などで構成されており、学校の運営について意見や助言をしたり、施設や人事についての意見を教育委員会に伝えたりしています。
本日の学校運営協議会には、静岡県の函南市(かんなみし)の指導主事の方が傍聴に訪れ、本校の会議の様子を見学されていきました。
1月に開催される3校合同CS会議についてや学校関係者評価について話し合いが行われました。
出張音楽教室
杉並公会堂を本拠地として活動している日本フィルハーモニー交響楽団から、弦楽四重奏の出張音楽教室が開催されました。
曲目は
①アイネ・クライネ・ナハトムジーク
~楽器紹介~
②協奏曲「四季」より「春」第1楽章、「冬」第2楽章
③弦楽四重奏第77番「皇帝」より第2楽章
④君をのせて(天空の城『ラピュタ』より)
⑤リトルマーメイドメドレー
⑥天沼中学校校歌
Enc.情熱大陸
生の楽器の響き、プロの演奏者のテクニックに魅了されて、あっという間の50分でした。
区内の学校でも人気の出張音楽教室のようで、終演後すぐに次の学校に向かわれていきました。
録音ではない、生のいい音を聞くということはとても貴重な経験でした。
今日は弦楽四重奏でしたが、金管八重奏、木管八重奏、オーケストラなど様々な演奏形態があります。そのどの形態も様々特色があって素晴らしいものです。
天沼中は杉並公会堂が学区内にあります。興味をもった人は、ぜひ様々演奏会にいってみましょう。
日本フィルハーモニー交響楽団の皆様、貴重な機会をいただきありがとうございました。
生徒朝会にて
本日は生徒朝会でした。
生徒会役員や各委員会からの全校生徒への呼びかけや連絡事項
駅伝の報告会に加え
フェニックス杉並の方から、救急救命講習会のご案内がありました。
フェニックス杉並さんでは、地域の人々と一緒に救急救命講習を行っていきたいと考えていただいていて、今回は地域の中学生ということで、天沼中にお声かけをいただきました。いざという時に心肺蘇生法が使えるようにするためには、継続的に講習を受けて、技能を維持する必要があります。
希望参加ではありますが、21日(土)の午後はレスキュー隊の訓練もありますので、多くの生徒の皆さんに参加していただきたいと思います。
秋口から、学校朝会や生徒朝会を時間通りに始められるようにという呼びかけをしています。今日の生徒朝会では、生徒会役員の人を中心に、「静かにしよう」、「並べたら座ってください」などの声かけを積極的に行っている姿がありました。時間通りに始められるように意識して行動している様子が見られたのはとても良かったです。
反面、日の出が遅くなり、朝の冷え込みが厳しくなっていることもあるせいか、30分過ぎに体育館に駆け込む生徒が多くいました。体育館の中で並んでいる生徒の皆さんは、朝会が始められるよう準備ができているのに、遅れて駆け込んでくる人たちの足音が響いてしまい、その生徒たちが並び終えるのを待たなければならなくなり、結果として遅れてスタートすることになりました。遅れて駆け込んでくる生徒が一斉に入ってくるならば、そこまで遅れなかったのですが、一人入り、二人入りとばらばらと駆け込む形となったので、待ち時間が長くなりました。慌てて駆け込むという行動は、「遅れを取り戻さなきゃ」という気持ちの表れではありますが、遅れて登校すると全体が止まることがあるというところまで、想像力を働かせてほしいところでした。
朝起きるのがつらい時期ではありますが、ゆとりをもった行動ができるよう、時間に気をつけて行動していきましょう。
旧若杉小跡地の本格活用に関するワークショップ
15日(月)旧若杉小跡地の本格活用に関するワークショップが旧若杉小体育館で行われ、本校の生徒会役員の2年生が、本校生徒から集めたアンケートを基にした活用方法に関するプレゼンを行いました。
その後ワークショップのグループ内での意見交換にも参加しました。
杉並区からの提案で本校の中学生にこういう機会を与えていただくことができました。旧若杉小跡地に新たな施設等が設置され本格的に使えるようになる頃に、彼らは成人、社会人として社会の中心を担っていく存在となります。実際に多く利用することになるであろう世代である、中学生の意見を提案する機会をいただけたことは、生徒にとっても住民参加型の地方自治というものを考える大きなきっかけとなったことと思います。
生徒会役員の皆さんアンケート作成から発表まで、ありがとうございました。
天沼児童館で餅つきがありました。
14日(土)天沼児童館で餅つきがありました。天沼の町会の方を中心に地域の方や学童クラブのボランティアの方々が協力して開催していました。小さな子どもから、小学生まで大勢の親子連れで賑わっていました。
けん玉名人のショータイムもあり、難易度の高い技の数々に、会場は大盛り上がりでした。
コロナ禍でこういった催しの多くが中止になっていましたが、あちこちで復活できていることはとても嬉しいことだと思います。
家庭で餅をつくことが少なくなっきている現在では、地域の方々がこのような伝統文化を大切にし、地域で子どもたちが文化に触れる体験をしていただけることは、とても有り難いことだと思っています。
保健委員会が感染症予防をよびかける動画を制作しました。
12月に入り、一気に寒さが増してきました。
朝起きるのがつらい季節になったせいか、朝時間ぎりぎりに登校する生徒が多くなってきました。3年生は受験に向けて、家庭学習も本格化してきているようで、就寝時間が遅くなりがちのようです。
感染症が流行する時期に入ったということもあり、保健委員会が感染症予防を呼びかける動画を制作しました。
教員用PCや生徒用タブレットで動画を編集するのは十分なスペックがあるわけではないため、様々な苦労があるのですが、その苦労を感じさせない出来映えで完成いたしました。
地域の皆様にもご覧いただきたいと思い、ぼかしを入れ、画質を落としてHPでも公開させていただきます。
(保護者の皆様には、tetoruにてぼかしなし高画質の動画のリンクを配信いたしました。そちらからご覧ください。)
通学路の安全を考える
本日出張帰りに天沼中近くの五叉路のところに、上の写真のような防犯カメラを見つけました。これまで何度も通っているのに、全然気づいていませんでした。
日頃、ぼーっと何も考えずに歩いているんだなと少々反省しました。
昨日、地域教育推進協議会の事務局会議があり、その取組の1つである、日大二中の生徒を対象にした通学路についての危険な場所等の調査についての結果について、報告がありました。
その中で、天沼中の周辺にも暗くて危険な場所という指摘が何点かあがっており、確かに冬場などの日没が早い時期だと、かなり危険に思える場所があると改めて振り返ることができました。
本日上記のような防犯カメラを見つけ、杉並区の取組として通学路に防犯カメラの設置を推進しいてるそうで、区内の様々な場所に設置されているとのことです。天沼中の学区域にどの程度設置されているのか調べ切れていませんが、そこまで多くの場所に設置できている訳ではなさそうです。
先日山形の小学生が外国人につきまとわれて撮影されている動画が拡散し、物議を醸し出したというニュースがありました。小学生や中学生が一人で歩いて登校できる環境を日本では当たり前に思ってしまうところがありますが、そういった国の方が少ないと聞きます。日本でも登下校中に行方不明になってしまったという事件が過去にいくつも発生していることを考えると、安全に登下校できる環境を守っていかなければならないと感じます。
天沼中学校区地域教育推進協議会では、通学路の危険箇所について情報を集めており、これから地域全体で通学路の安全を高めるために必要な取組について関係機関と連携しながら進めていきたいと考えているそうです。地域の皆様にも様々なご協力をいただきながら、通学路の安全を守っていけるように考えていきたいと思います。
平和のためのポスターコンクール表彰式
平和のためのポスターコンクール表彰式が区役所で開催されました。
本校からは、1名入賞いたしました。各校の素晴らしい作品がたくさん展示されていました。
平和というものをどのように考え、人類がどうあるべきかを考え直し、見つめ直すきっかけの一つになるのではないでしょうか。
第二次世界大戦後、核保有国が非核保有国に直接侵攻するという初めての事態に遭遇しています。海に隔てられてるとはいえ、核保有国に囲まれている日本という国に住む私たちが、未来に希望を見出すことができるように、しっかりと平和を実現していく気持ちを大切にしていきたいと思います。
平和のためのポスターコンクール入賞作品は、13日(金)まで区役所2階の区民ギャラリーで展示されています。
次の週には、薬物乱用防止ポスターが展示されていますので、区役所にお越しの際はぜひ2階の区民ギャラリーでご覧ください。
授業訪問(1年技術)
1年生の技術の時間を訪問しました。各自がものづくりの題材で、作業を進めています。折りたたみ椅子を製作していますが、穴開けや釘打ちなど、木材加工の基本的な技能が含まれています。
釘打ちをしていた女子生徒の様子を見ていると、しっかりと玄翁の面の使い分けができていて、素晴らしかったです。使用している釘は真鍮釘で、頭がきのこのかさのように曲線のため、打っている途中で曲げやすい釘なのですが、しっかりと打ち込んでいました。
私の新規採用時代は、各家庭に両刃のこぎりは普通にあり、小学校の図画工作の授業以外にも、家で木材を切って何か作った経験がある生徒は半数程度はいました。最近では、のこぎりがない家庭の方がほとんどになり、DIYがブームになっているとはいえ、大多数の生徒は、のこぎりを使った経験が乏しく、まっすぐのこぎりを挽ける生徒はほとんどみられなくなりました。
中学校の授業の中で、ものづくりを行うことはとても貴重な体験になっているのではないかと感じます。手作業の良さ、手作りの良さを味わってほしいと思います。
3年生の卒業面接を行っています。
三者面談期間は残すところあと1日となりました。
ご多用のところ、学校までお越しいただき、誠にありがとうございます。
3年生に限らず、天沼中の保護者の方は、ご両親そろって面談にお越しいただける割合が高いような気がします。日頃からご家庭において、生徒の様子について高く関心をもっていただけているのだと思います。保護者の皆様のご期待に応えるように、引き続き取り組んで参ります。
三者面談期間中から、12月いっぱいかけて、私と副校長の2人で3年生全員を対象にした卒業面接を行っています。
都立推薦などで面接を試験に課されている生徒への面接練習を兼ねるとともに、これまでの3年間の取り組みと自分の成長を振り返り、卒業に向けて生徒一人一人の様子を確認するために行っています。一人あたり15分と短い時間ではありますが普段あまり会話をしたことがない生徒の皆さんの話を聞くことができ、とても有意義な時間です。
私自身が教員に成り立ての頃は、もっと放課後にいろいろな話を生徒とする機会があったような気がしますが、最近はそういう時間が少なくなってしまっているような気がします。(気のせいかもしれませんが)
コロナ禍を経て、オンラインで行うコミュニケーションツールの活用が進みましたが、対面でのコミュニケーションには敵わないと改めて実感します。
面接を通して、改めて3年生のこれまでの頑張りや、人となりを知ることができました。しっかりと成長していると感じることができています。まだまだ面接は続きます。生徒の皆さんは緊張した時間で嫌々面接を受けているとは思いますが、私にとってはとても貴重な時間を過ごしています。
杉並区中学校対抗駅伝大会2024
杉並区中学校対抗駅伝大会2024が終了しました。
入賞には届きませんでしたが、男女ともに昨年度の結果を上回ることができました。
(女子13位、男子10位)
部員以外にも多くの生徒、保護者の皆様が応援にかけつけていただき、天沼中の団結力を感じることができました。
今年は3年生も多く出場し、学校全体で取り組むことができました。これを伝統として、生徒全員が一丸となって頑張る学校の雰囲気を大切にしていきましょう。
公式記録が発表になりました。
https://www.city.suginami.tokyo.jp/guide/bunka/sports/1007778.html
薬物乱用防止推進ポスター表彰式
12月7日(土)杉並保健所にて、薬物乱用防止推進ポスターの表彰式が開催されました。天沼中は地区会長賞、特別賞、優秀賞と3名の生徒が入賞し表彰されました。
入賞作品は、12月6日(金)から杉並保健所、12月16日(月)から杉並区役所で展示されます。近くをお越しの際は、ぜひ生徒の力作をご覧ください。
明後日は駅伝大会!
今朝、駅伝部は最後の朝練習を行いました。
本校の駅伝部は、駅伝大会に向けて活動期間を限定し、参加を希望した生徒によって練習を行っている部活動です。今年は1年から3年まで53名もの生徒が参加し、一生懸命自己ベストを更新しようと努力を重ねてきました。残念ながら、駅伝大会に出場できる選手は、男子5人、女子5人、補欠として登録できる選手はそれぞれ4人ずつの計18人しかパンフレットに名前が載りません。しかし、最後まで駅伝部の部員全員で力を合わせながら練習を積み重ねてきました。みんなで力を合わせて取り組むことができたこと、それが何よりも天沼中駅伝部の宝だと思っています。
区内の中学校には、陸上部がある学校があったり、長距離の才能がある選手がいる学校があったりと、天沼中学校よりもタイムが速い学校は多くあることでしょう。しかし、駅伝への出場を希望する選手が少なく、出場することが難しい学校が多くある中、53人の仲間とともに出場する学校はおそらく天沼中だけではないかと思います。チームの人数としては、杉並区でNO1の学校ではないでしょうか。勝負事なので、順位が大切であるという面は否定しませんが、天沼中学校として多くの生徒が気持ちを一つにして、皆で頑張ってきたというこれまでの過程が、他に変えられない価値あるものだと思います。
明後日の結果がどうなるかわかりませんが、出場した選手全員がベストを尽くし、最後までたすきをつなげて走る姿が見られることを祈っています。
YouTubeチャンネルも開設され、中継されるそうです。
以下のリンクからご覧ください。
https://www.youtube.com/live/C1iRLv2lUWU?si=jynLXQ8JH1bkSf39
保護者の方、地域の皆様の熱い声援をよろしくお願いいたします。
英語力
今の生徒は小学校から英語の授業があり、英語という言語を学んでいます。高校、大学に進学しても、英語の授業がありますので、10年間以上英語を学びます。
恥ずかしい話、私の英語力はそれだけ学んできたとは思えないほど、悲惨なものです。
高校生、大学生の頃の方がまだ対応できていたように感じます。中学生のリスニング問題を聞いていて、今よりも学生時代の方が確実に聞き取れていた実感があります。
英語に限らず、日本語についても同じだと思うのですが、言語は使い続けていないと確実に力が衰えていきます。日本語についても、本を読んだり、何かを文章に書き表したりしていなければ、しっかりと読み取れなかったり、いい文章が浮かばなくなります。AIが発達し、これから言語の垣根は下がっていくとしても、コミュニケーションの基本である、言語力は大切だと感じます。
一昨日夜、Xのポストを眺めていると、韓国で戒厳令が発令されたというニュースが流れてきました。慌てて、テレビや国内のネットニュースなどから情報を集めてみましたが、全くといっていいほど、扱っていませんでした。本当のニュースなのか?と疑いたくなるくらい、戒厳令が発令された3日の深夜から4日未明にかけて、日本国内における報道は皆無に近い状況でした。海外のメディアから流れてくるニュースでは、戒厳令が否決されたことや国会を取り囲む民衆の様子などが流れていました。4日朝では、報道がされるようになりましたが、海外メディアとのタイムラグがとても気になりました。
こういう時に、海外メディアの報道を翻訳なく読み取ることができると、多角的な情報を得ることができると改めて感じます。ツールの発達で、日本語以外の記事を翻訳してくれる機能が使えるようになってきていますが、全て翻訳できるとは限らなかったり、翻訳に一手間かかったりと、直接記事を読み取れる方が多くの情報に触れることができると実感します。人と人とのコミュニケーション力として、外国語を「話す」・「聞く」力が大切であることも間違いありませんが、外国の文章を「読む」力もこれからの時代を生きていくためには、とても重要な力です。
私自身が英語が苦手ですので、得意でない人の気持ちはとてもよく分かりますが、しっかりと英語の力を高められるように、前向きに取り組んでほしいと思います。英語を学習する大切さは、こういうちょっとしたタイミングにも感じられるくらい、グローバル化した現代社会の中では重要になっています。
北門の紅葉
北門のもみじが綺麗に色づいています。今年は各地で紅葉が遅くなっていると聞きますが、ここのところの冷え込みと晴天が続いていることから、とても綺麗に色づいています。このもみじの葉が落ちきる頃には、一段と寒さも厳しくなっており、本格的な冬の訪れとなるところだと思います。
現在学校は三者面談期間中です。3年生にとっては、進路決定につながる大きな面談になります。これから受験勉強モードになり、心の余裕がなくなっていきがちな時期になりますが、こういった季節の美しい一コマにも目を留める心の余裕をもちながら、希望する進路の実現に向けて頑張ってほしいと思います。