2024年12月の記事一覧

明後日は駅伝大会!

今朝、駅伝部は最後の朝練習を行いました。
本校の駅伝部は、駅伝大会に向けて活動期間を限定し、参加を希望した生徒によって練習を行っている部活動です。今年は1年から3年まで53名もの生徒が参加し、一生懸命自己ベストを更新しようと努力を重ねてきました。残念ながら、駅伝大会に出場できる選手は、男子5人、女子5人、補欠として登録できる選手はそれぞれ4人ずつの計18人しかパンフレットに名前が載りません。しかし、最後まで駅伝部の部員全員で力を合わせながら練習を積み重ねてきました。みんなで力を合わせて取り組むことができたこと、それが何よりも天沼中駅伝部の宝だと思っています。

区内の中学校には、陸上部がある学校があったり、長距離の才能がある選手がいる学校があったりと、天沼中学校よりもタイムが速い学校は多くあることでしょう。しかし、駅伝への出場を希望する選手が少なく、出場することが難しい学校が多くある中、53人の仲間とともに出場する学校はおそらく天沼中だけではないかと思います。チームの人数としては、杉並区でNO1の学校ではないでしょうか。勝負事なので、順位が大切であるという面は否定しませんが、天沼中学校として多くの生徒が気持ちを一つにして、皆で頑張ってきたというこれまでの過程が、他に変えられない価値あるものだと思います。

明後日の結果がどうなるかわかりませんが、出場した選手全員がベストを尽くし、最後までたすきをつなげて走る姿が見られることを祈っています。

YouTubeチャンネルも開設され、中継されるそうです。
以下のリンクからご覧ください。

https://www.youtube.com/live/C1iRLv2lUWU?si=jynLXQ8JH1bkSf39

保護者の方、地域の皆様の熱い声援をよろしくお願いいたします。

3年生 天体の授業にて

3年生の理科の授業の様子です。

グラウンドで太陽の見かけの動きを観察するために天球上にサインペンでしるしをつけています。

天体の動きを観察する方法は様々ですが、どれも根気のいるものです。特に太陽は直接、観察すると目を傷めてしまうため、どのような軌道を通っているのかを調べるために天球という透明半球を空に見立てて軌道を記していきます。時間や日によって場所が変わる太陽の動きにどんな規則性を見出すのか、結果が楽しみです。

話は変わりますが昨日の夕方、南西の空に月と金星がきれいに並んで見えました。夜にはオリオン座も見えます。星がきれいに見える季節。周りに注意しながらぜひ探してみてください。

 

英語力

今の生徒は小学校から英語の授業があり、英語という言語を学んでいます。高校、大学に進学しても、英語の授業がありますので、10年間以上英語を学びます。

恥ずかしい話、私の英語力はそれだけ学んできたとは思えないほど、悲惨なものです。

高校生、大学生の頃の方がまだ対応できていたように感じます。中学生のリスニング問題を聞いていて、今よりも学生時代の方が確実に聞き取れていた実感があります。

英語に限らず、日本語についても同じだと思うのですが、言語は使い続けていないと確実に力が衰えていきます。日本語についても、本を読んだり、何かを文章に書き表したりしていなければ、しっかりと読み取れなかったり、いい文章が浮かばなくなります。AIが発達し、これから言語の垣根は下がっていくとしても、コミュニケーションの基本である、言語力は大切だと感じます。

一昨日夜、Xのポストを眺めていると、韓国で戒厳令が発令されたというニュースが流れてきました。慌てて、テレビや国内のネットニュースなどから情報を集めてみましたが、全くといっていいほど、扱っていませんでした。本当のニュースなのか?と疑いたくなるくらい、戒厳令が発令された3日の深夜から4日未明にかけて、日本国内における報道は皆無に近い状況でした。海外のメディアから流れてくるニュースでは、戒厳令が否決されたことや国会を取り囲む民衆の様子などが流れていました。4日朝では、報道がされるようになりましたが、海外メディアとのタイムラグがとても気になりました。

こういう時に、海外メディアの報道を翻訳なく読み取ることができると、多角的な情報を得ることができると改めて感じます。ツールの発達で、日本語以外の記事を翻訳してくれる機能が使えるようになってきていますが、全て翻訳できるとは限らなかったり、翻訳に一手間かかったりと、直接記事を読み取れる方が多くの情報に触れることができると実感します。人と人とのコミュニケーション力として、外国語を「話す」・「聞く」力が大切であることも間違いありませんが、外国の文章を「読む」力もこれからの時代を生きていくためには、とても重要な力です。

私自身が英語が苦手ですので、得意でない人の気持ちはとてもよく分かりますが、しっかりと英語の力を高められるように、前向きに取り組んでほしいと思います。英語を学習する大切さは、こういうちょっとしたタイミングにも感じられるくらい、グローバル化した現代社会の中では重要になっています。

 

第2学年 社会科

2年生の歴史の授業の様子です。

今日の学習活動は、パフォーマンス課題=レポート作成。

「欧米諸国の近代化とは、どのような変化か」という単元テーマに対する自分なりの回答を、これまでの既習事項を活用し、まとめています。

一生懸命頑張っています。

3年理科、天体について調べたことを発表

 

3年理科の授業では、関心をもった天体や惑星の特徴について調べ、4回目の授業で班ごとに発表しました。

専門的な内容を自分の中で消化し、それをかみくだいて説明する様子に、授業を見学した済美教育センター学校図書館支援担当の方も大変感心されていました。

クラスメイトの発表に、身をのりだして熱心に聞いていたのも、3年生らしく頼もしい姿でした。

北門の紅葉

北門のもみじが綺麗に色づいています。今年は各地で紅葉が遅くなっていると聞きますが、ここのところの冷え込みと晴天が続いていることから、とても綺麗に色づいています。このもみじの葉が落ちきる頃には、一段と寒さも厳しくなっており、本格的な冬の訪れとなるところだと思います。

現在学校は三者面談期間中です。3年生にとっては、進路決定につながる大きな面談になります。これから受験勉強モードになり、心の余裕がなくなっていきがちな時期になりますが、こういった季節の美しい一コマにも目を留める心の余裕をもちながら、希望する進路の実現に向けて頑張ってほしいと思います。

規律委員会の活動

規律委員会では昼休みの校庭や体育館の使用方法について考えました。安全のために規律委員会が設定したルールを守らずに「高く蹴り上げる」「キックベースを行う」「ソフトバレーボールを蹴る」などの遊び方をする生徒に対してどのようにルールを守ってもらうか、学年ごとにアイディアを出し、全体で話し合いました。

先月も同じような議題が出ており、電子ホイッスルを用意して、違反者に対して警告し、気づいてもらうことにしました。しかし、一部の生徒はその警告を無視するように違反行為を繰り返しているそうです。

話し合いの中では「違反をした人は退場」や「違反があったらボール遊びを禁止にする」など罰則を強化する旨の意見も出ましたが、多くの生徒はルールを守って遊んでいることも考え、「誰がどのくらい違反しているのかを記録していく」ということで、意見がまとまりました。

「自分たちの昼休みの遊びは自分たちで守る」規律委員会の自治活動を教職員も支援していきます。

地元野菜デー

本日の給食は地元野菜デーということで、大根が杉並区産のものを使用した献立でした。前回はジャガイモでしたが、今回は大根ということで、各学校共通したメニューになっていることと思います。
本校から北側の上井草、下井草地区は、杉並区内でもまだ農地が多い地域で、近くに野菜が植わった畑をみることができます。これだけ住宅地が広がっている杉並区内において、給食に提供できる食材を確保することはなかなか難しいようで、地元野菜デーを増やしたいという意向を関係者はおもちのようですが、現実にはなかなか厳しいという話が聞かれます。酪農家が1万戸を切って、危機的状況にあるというニュースが流れています。給食に牛乳が出せないかもしれないという話が現実のものとなるかもしれません。私たちは当たり前に食事を食べることができていますが、日本の食を取り巻く環境は綱渡り状況にあるということを知って、毎日の食事に感謝してきたいと思います。

駅伝大会本番に向けて

12月8日の杉並区中学校駅伝大会2024に向けて、朝練習が今週からスタートしました。朝早く、寒い時間にもかかわらず、生徒たちのやる気は十分です。

実際に駅伝選手に選ばれた生徒だけでなく、これまで一緒に練習に参加した全員が取り組んでいる姿を見ると、チームとしてのきずなが感じられます。

また、月曜日に行われた全校朝会では、駅伝大会に向けた壮行会も行い、チームリーダーから大会に向けた意気込みを全校生徒の前で発表しました。

今年は昨年度までと違い、和田堀公園第一競技場がスタート地点となります。たくさんの応援をお待ちしています。