「校長室から」の記事一覧


4校時の給食終了後、集団下校訓練を行いました。
久しぶりの集団下校でしたが、スムーズに下校することができました。
緊急時に臨機応変に対応できるようにするためにも、様々な訓練を工夫していきたいと思います。


2学期が始まりました。
始業式では、「中庸」について話をしました。
2学期は学校行事も様々あり、3年生は進路選択に向けて本格化していきます。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」といいますが、バランスをもって生活することは大切なことです。考えることは大切ですが、考えすぎもよくありません。学習も大切ですが、学習しすぎも体を壊します。
バランスを大切にして、充実した学校生活を送れるように支えていきたいと思います。


本校の生徒が杉並区の青少年育成基金を活用した事業である、長崎平和学習中学生派遣事業に参加し、その発表会が行われました。
グループ毎の発表でしたが、各グループそれぞれ「平和」や「戦争」について、様々な角度から考えて発表していました。
戦後80年といわれますが、地球規模で考えたとき戦後はありません。第二次世界大戦後もかならずどこかで戦火が交わっています。日本は海に囲まれ、歴史的に他国からの侵攻を受けづらかったという特殊な歴史をもちますが、時代が進み、現代の地政学的には絶妙なパワーバランスの上に成り立っているという現実があります。
これからの未来をどんな日本にし、どんな世界を実現していきたいのか。まずは一人ひとりがしっかりと考えをもつことが大切だと改めて思いました。

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

夏休みも終盤にさしかかってきました。

今日は80回目の終戦記念日です。

第二次世界大戦では、ヨーロッパの都市はがれきの山になりました。

日本でも各都市が空襲に遭い、核兵器が人類史上初めて使用されました。

太古から戦争は、悲惨さや残酷さという側面をもっているものでした。

(人間はいかに残酷なことをしてきた生き物だったのかということは、歴史的な事実を調べればすぐに分かります。)

それでも、このような悲惨な状況を生み出さないように、戦争や武力衝突をなるべく回避するように国際社会は努力してきたはずなのですが、この80年の間にも数え切れない戦争や武力衝突が発生しているのが現実です。

近年では、核兵器をもつ国が武力をもって国境線を変更しようとするという、80年前と変わらない行動を起こしている現状があります。

世界平和を達成することは、いかに難しいことなのかということを改めて考えさせられます。

先日、3年の学年便りに「【平和や民主主義が目指される中、なぜ、第二次世界大戦が起きたのだろうか】という学習を通して…」というある生徒の振り返りが載っていました。ご紹介します。

第二次世界大戦の開戦の原因は、ドイツのポーランド侵攻と言われる。この状況だけをみると、他国を侵攻しようとしたドイツのみが悪いように見えてしまう。だが本当にそれだけであろうか。

植民地を利用し、世界恐慌を乗り切ったイギリスやフランスは“持てる国”と言われ、反対に資源や領土を持たないドイツやイタリア、日本を“持たざる国”と表現することがある。第二次世界大戦は、この“持てる国”と“持たざる国”の対立と言える。

世界恐慌という危機に直面した時、“持たざる国”であるドイツやイタリア、日本は、領土を拡大しようとした。確かに国際的な条約を破り、平和を脅かしたこの行為は当然いけないことである。しかし、“持たざる国”に、他に為す術すべがあっただろうか。広い領土を持たないこれら三国が、“公共事業”の拡大のみで、経済を回復させることはできなかった。だからこそそんな時、世界に必要だったのは、“持たざる国”の武力行使による解決ではなく、“持てる国”からの協力だったのではないだろうか。

それぞれの国に、それぞれの国の事情があり、共に助け合うことはとても難しいことだ。どの国も不況に苦しんでいた当時の状況ならばなおさらであろう。しかし、ほんの少しでも協力し合い、共に平和に向かうことができていれば、この悲惨な大戦を防ぐことができたのではないであろうか。(この2つの世界大戦の学習を通して、)「もう過去に戻ることも失ったものも取り戻すことができないからこそ、今を生きる私たちが協力し合える世界をつくり、平和を守っていきたい」と考えた。

「平和」とはどういうものなのか、なぜ私たちはいま平穏な暮らしが出来ているのか、世界の平和を実現していくためには何が必要なのか、様々な側面から考えていってほしいと思います。
ドイツの哲学者カントは今から200年以上前に「永遠平和のために」という本の中で、世界が理想的な国家としてあるべき姿や国際秩序のあり方などについて論考しています。カントは平和を人類が達成すべき道徳的義務と捉えています。そのためには人類が道徳的な成長が不可欠であると論じられています。
果たして、この200年で私たち人類は道徳的に成長できているのでしょうか。
複雑化する世の中だからこそ、しっかりと「平和」について深く考えていく1日にしてほしいと願っています。

夏休み中ずっと練習を続けていた吹奏楽部の夏のコンクール本番が明日となりました。これまでの練習の成果の発表会を学校にいた生徒、教職員に対して行いました。
部員が多くないため、1年生も編成の中で多く入っており、パートの核になって演奏していました。
明日の本番では、自信をもって堂々と演奏をしてきてほしいと思います。

 明日9日(土)府中の森芸術劇場ウイーンホールで15時20分演奏開始です。
(※ドリームホールではありませんのでお間違えないようにしてください。)

 タイムテーブルはこちらからご確認ください。



先週の話となりますが、第4回天沼中学校改築検討懇談会が開催されました。
これまでの話を受けて、基本コンセプトを決定していくために、委員の皆さんがどのような学校、施設にしていきたいか、グループで話し合いました。
改築ニュースが発行されて、町会の掲示板や回覧板等で目にしている方も多いと思います。

各回の内容は、杉並区HP(天沼中学校の改築)に掲載されていますので、よろしければご覧ください。
改築ニュースもまもなく掲載されることと思いますので、こちらでもご紹介できればと思います。

7月29日、30日は中体連の柔道の都大会でした。

綾瀬にある東京武道館に役員で参加していました。

閉会式で表彰の準備をしている際、3月に卒業した卒業生に声をかけられました。

まさかの高校で柔道を始めていて、会場の生徒役員で参加していたとのとでした。

高校から柔道を始める人が少ない中で、ぜひ頑張ってほしいと思いました。高校からでも、柔道に関心をもって始めてくれる人がいて、とても嬉しい瞬間でした。

柔道人口が減ってきていて、柔道部のある学校がかなり少なくなり、数年前までは、中学生だけで生徒役員が賄えていたのですが、今は高体連の協力なしには成り立たなくなりました。

部活動の大会はさまざまな人の助けで成り立っています。そういったことも生徒には知っておいてほしいことだと思っています。



天沼青少年育成委員会の野球大会に本校の野球クラブが東原中学校との合同チームで出場していましたので、応援に行きました。
相手は日大二中Bチーム。日大二中は選手層も厚く、上手な選手が多く大差の試合となりましたが、2回以降締まった試合展開となりました。練習時間が限られている中で、しっかりと練習に取り組んでいる様子が伝わってきました。
暑い中、準備や運営にご協力いただいている地域の皆様に大変感謝いたします。

木曜日は四者研修会で学校運営協議会、PTA、教職員、学校支援本部が一緒に渋谷教育長とこれからの学校、これからの教育について意見交換を行いました。
あっという間の90分となりました。天沼中はこれから改築の検討がすすんでいきますが、これからの時代の教育を見据えていろいろと考えていかなければと思いました。

暑い日が続いていますが、あっという間に1週間が経ちました。
生徒の皆さんは充実した日を過ごしていますか?


夏季休業日2日目、午後から出勤したのですが校庭ではサッカー部が夕方にかけて練習をおこなっていました。
三者面談期間中で保護者の方と一緒に来校する生徒の姿もちらほら見られました。
夕方から学校運営協議会の会義が開催され、明日の四者研修会に関する内容の確認や、年度末に実施する学校評価に向けての準備など、1学期の学校の様子も含め様々な内容を協議しました。
世の中全体の考え方が変わっていく中で、教員だけではなく、保護者や地域全体が教育の当事者としてどう関わっていくべきか、いろいろと考えさせられました。






夏季休業日が始まりました。今週は学習教室を三者面談です。
部活動も元気に活動しています。
熱中症が危険な天候ですので、適時休憩を挟みながら、安全に気をつけて活動するようにしています。

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お知らせ

10月16日 AKA小中交流授業(3年)

     伝統文化体験(1年)

10月17日 避難訓練

10月18日 土曜授業公開

     学校説明会

10月20日 常任委員会

10月21日 3年合唱発表会

10月22日 校外学習前日指導(2年)

10月23日 校外学習(2年)

     伝統文化体験(1年)

10月24日 いじめに関する授業(1年)

     漢字検定

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