「校長室から」の記事一覧

本日の給食の献立は「たこめし」「厚焼き卵」「肉じゃが」「野菜のわざび和え」「牛乳」でした。

日本では、食事の前の挨拶として「いただきます」という言葉を使います。いつからどのような意味から使われるようになったかについては、諸説あるようですが、「いただきます」という言葉は、「命をいただきます」という意味が込められているという話があります。「いただく」という言葉は、「もらう」の謙譲語ですので、動植物の命をもらって我々の命につなげていくと考えることができます。

今年は店頭からお米がなくなり、お米が買えなくなってしまった経験をおもちのご家庭もあることと思います。給食では、お米の購入契約を交わしている業者の方が、年間に必要なお米を計画的に確保していただいているおかげもあり、計画通りに給食を実施することができています。

コロナ禍で学校が休校になった時、あるテレビ番組で学校給食に出していた小松菜を救えという企画を見たことがありました。食材を購入させていただいている業者だけではなく、生産者の方も安全・安心な給食のために、食材を優先的に提供していただいていることを知りました。

給食の調理に携わる調理員さんを始め、食材の納入業者の方、食材の生産者の方、様々な方々の思いが形になって給食ができあがっていることを考えると、本当にいろいろな思いをいただいているのだと実感します。

今、お米以外にも、牛乳の生産が厳しくなっているなど、日本の農業の土台が揺らいできているという話をよく耳にするようになりました。

ロシアによるウクライナ侵攻の影響による肥料や資材価格の高騰や、担い手の高齢化による後継者不足など、農業を取り巻く環境は厳しさを増す一方です。

そんな中でも子供たちのためにとの思いをもって取り組んでいただいている方々のおかげで、給食が食べられていることをしっかり胸に刻んでいきたいと思います。

本校の生徒会立会演説会・役員選挙では、生徒はタブレット端末を持参して

選挙公報を閲覧しながら立候補者演説を聴いています。

ほとんどの生徒は、立候補者の顔を見ながら、真剣な表情で参加していましたので、

天中生は素晴らしいと思えた1コマでした。

立候補者の演説の中で、先日地域の方にお越しいただき、エコキャップ回収運動についてお話いただいたことを取り上げて、地域とのつながりを深めていきたいと語った候補者がいました。

生徒の代表となる生徒会の役員が、地域の方々との関わりを大切にし、ボランティア活動を活発にしていきたいと考えている様子がうかがえました。

他にも授業アンケートを実施したい、生徒間の交流の場を作りたいなど、様々な提案がそれぞれの候補者から語られました。

全てを実現していくことは難しいかもしれませんが、今日演説会で語った選挙公約の実現に向けて、学校としてサポートしていきたいと考えています。

9月7日(土)杉並公会堂にて、オータムコンサートが開催されました。

 

すべての学校の演奏を聴くことはできませんでしたが、天沼中学校吹奏楽部の演奏を聴くことができました。

本校の演奏は、とても柔らかい音で、バランスのいい発音をしていて、部員の調和が感じられる演奏でした。吹奏楽部員の個性を感じるとてもいい演奏でした。

学校によっては、金管楽器がパワフルで華やかな演奏があったり、木管楽器が美しく響いている演奏があったりと、学校ごとに個性が異なっていて、吹いている人が違うと異なる音色になるということを改めて感じることができました。

 

本校の吹奏楽部員は、少人数のため、各パートに割ける人数が少ないため、必然的に一人一人の技量が演奏に大きく反映されていきます。そんな中でまとまりのある音を出すことはとても大変なのですが、日頃の練習の成果が表れていました。

 

10月11日(金)の音楽発表会でも、吹奏楽部の演奏を聴くことができます。

今年は保護者の入れ替えを行いませんので、ぜひお子様の演奏以外も鑑賞していただき、生徒の頑張りをご覧いただければと思います。

 

昨日は、実の父親がを息を引き取ったため、お休みをいただくことになりました。

いろいろとご迷惑をおかけいたしました。

 

8月末に、体調不良が続いていたため、いやがる父を病院につれていき、そのまま入院となっていました。

一昨日、病院から病状の説明の呼び出しがありました。夕方病院に着くと医師から私一人で説明を受け、その後医師が父に説明する場に立ち会い、少し父と会話をして病院を後にしました。

その数時間後、夜中に病院から容態の急変を知らせる電話がなりました。実家に寄って母を車に乗せ、病院についたものの、息を引き取った後でした。いつ亡くなってもおかしくないと告げられていたものの、こんなに早く別れが訪れるとは全く予想しておらず、実感がないというのが、正直な気持ちです。

始業式の話の中で、「有り難う(ありがとう)」という意味について話をしましたが、当たり前になってしまうと、なかなか「有り難う」という思いを抱きにくくなります。

恥ずかしい話ですが、こうやってあっさりと当たり前にいた親がいなくなると、いかに親が生きていることが当たり前に思ってしまっていたかに気づかされ、反省しきりです。

父親の生涯ということを考えると、亡くなる間際まで人の手をほとんど借りず、自宅で過ごし、最後の最後は短期間の入院で生涯を終えました。「ピンピンコロリ」という言葉が言われていますが、まさにその通りの生涯だったように思います。

しかし、最後まで「自宅に帰りたい」と言っていましたので、最後の最後は父の理想通りではなかったのかもしれません。そう考えると、生きることは自分の思うままにはいかないものなのだと、改めて感じました。

だからこそ、1日1日を大切にして毎日を過ごしていかなければならないと強く誓った日でもありました。

何かを失って改めて実感をもって気づくことというのが多くあります。残念ながら、それが人間の性なのかもしれません。

心に響いたことを素直に受け止めて、心に浮かんだこと、思ったことを実現できるようにする。それは中学生でも大人でも大切にすべきことだと感じています。

「ありがとう」という気持ちを大切にしていきましょう。

これまでの猛烈な暑さに代わって、今日は爽やかな風が吹いています。

天沼中学校の4階北側の窓からは、高く大きな建物がないため、遠くまで見通せます。

晴天時には一面に広がる青空がとても気持ちいいです。

2学期が始まって3日目。眠い目をこすりながら登校する生徒の様子が見られました。

まだまだ生活のリズムが取り戻せていない様子がありますが、しっかり頑張っていきましょう。

この夏休みに、普通教室のプロジェクターと電子黒板の入れ替えが行われました。

区内全校で使用していた、黒板に設置するプロジェクターから

大型液晶モニターを使用した電子黒板に変わりました。

これまで、明るい日中などでは、カーテンを閉めないと見えづらかったものが、カーテンを閉めなくても、くっきりと見えるようになりました。

ペンタブレットとしての機能も優秀で、画面に直接文字を書き込んだり、書き込んだ文字をデータ化する手書き文字のOCR機能などもついており、機器の発達のスピードに驚かされます。

ICT機器を効果的に活用し、分かる授業を目指していいきたいと思います。

9月2日(月)

学校HPを新しくいたしました。これまでのHPよりも更新のしやすさ、管理のしやすさを考慮し、

URLが旧HPと変更となってしまいますが、このシステムを導入することとにいたしました。

これまでブックマークを登録されていた方は、こちらに変更をお願いいたします。

 

令和6年度始業式の始まりです。

体調不良で欠席した生徒もいましたが、夏休み中大きな事故やけがもなく、2学期の始業式を迎えられたことは何よりもうれしいことでした。

始業式での話では、本日配布した学校便りに記した「生きてるだけで丸儲け」という話について生徒に話をいたしました。生きていることの素晴らしさについて、もう一度考え直してほしいとの願いを込め、命の大切さについてご家庭でもぜひお話をしてみてはいかがでしょうか。

 

さて、8月31日(土)は座・高円寺2にて、広島平和学習中学生派遣事業成果報告会がありました。

本校からも2年生1名が参加した杉並区の事業です。

短期間で事前学習、事後学習を行ったにもかかわらず、しっかりと自分の意見をまとめて、堂々と発表してとても素晴らしかったです。

この学習で学んだことを、本校においてもぜひ多くの生徒に伝えてほしいと思います。

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お知らせ

10月16日 AKA小中交流授業(3年)

     伝統文化体験(1年)

10月17日 避難訓練

10月18日 土曜授業公開

     学校説明会

10月20日 常任委員会

10月21日 3年合唱発表会

10月22日 校外学習前日指導(2年)

10月23日 校外学習(2年)

     伝統文化体験(1年)

10月24日 いじめに関する授業(1年)

     漢字検定

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