他区の学校を訪問して
昨日は研修のため、渋谷区のある学校を訪問しました。
渋谷区はICT活用に力を入れているため、素晴らしい環境が整っていることが、一見して分かり、すごいなと思いました。
それとは別に昨日思ったこととしては、校舎の築年数がおそらく天沼中をあまり変わらない。もしかするともう少し古いかもしれない校舎でした。詳しくはわかりませんが、天沼中と同じように、改築等の話があってもおかしくないと感じました。
おそらく様々な年代の方々がその校舎で学んだのだろうと思うと、廊下にある水道や、体育館の水銀灯の明るさなど、世代を超えて共有するものがあるのだろうなと思いました。
公立中学校という場所は、その地域で育つその年におおよそ13歳から15歳を迎える子どもたちが、共に時間を共有し、一緒に学び合うところが、一番大切なところではないかと思います。各教科の授業を学ぶだけではなく、行事や生徒会活動などの自治活動などを通して、よりよい学校生活を送るために話し合ったり、力を合わせて行事を成功させようと頑張るところなどは、学校でないとなかなか味わえないものです。
こうやって学校で教科を通して伸ばしていく学力だけではなく、人との関わりの中で培っていく力は、社会人となって何か仕事でプロジェクトを達成しようとする時などに必ず役立っていく力だと思います。
世代を超えてその地域で育った人をつなげる場所が学校だと思うと、これから始まる天沼中学校の校舎改築に向けて、世代を超えてつながれる学校でありたいと改めて思いました。