美術の授業・社会の授業
2年A組の美術の時間にお邪魔しました。
鑑賞の授業でピカソの「ゲルニカ」について、感じたこと、思ったことを共有しあっていました。
美術の作品は、作者の思いや考えを絵画や彫刻などに表現しているものですが、鑑賞する人にとっては、その作品から何を受け取るのかは自由なので、作品の背景である、筆者の思いや考えを知っている必要はありません。しかし、それらの作品の背景を知ることで、さらに作品に対する理解が深まり、違った見方ができるようになることなどを知ったようでした。
3年C組の社会の授業にもお邪魔しました。公民分野の学習で、世論と政党の役割などの内容について学習をしていました。先日衆議院の解散総選挙が行われ、与党の過半数割れ、第一党は自由民主党という政局が不安定な状況になりました。まもなく開催されるであろう特別国会で、国民民主党か日本維新の会が首班指名に与党に協力すると過半数を与党が超えることができる、協力しないと決戦投票となり、少数与党で現総理大臣が再任されるのか、自民党内で総裁解任動議が出て自民党総裁が代わって特別国会が開かれるのかなど、様々な政治評論家が今後の動きについて解説をしていますが、現実はどうなるかかわりません。日本の政治状況がリアルタイムで大きく変化するタイミングですので、今の社会情勢そのものが生きた教材となっています。そういった背景があるのか、生徒も一生懸命授業に参加していました。