2年生の技術から
2年生の技術の時間では、ものづくりの作業が行われていました。その中で、金属の棒材をダイスでおねじを切る作業を行っていました。
自宅にめねじを切るタップやおねじを切るダイスをもっている家庭はそう多くないと思います。工業的にはこのような加工を行ったねじは多くはなく、転造という金属の塑性変形を利用した作り方でつくられているものですが、ねじは工具があれば作ることができることを、製作の中で体験することは、非常に貴重な経験だと思います。
私たちが身近なものを便利に使っていますが、そこに支えられている技術を知らずに使っていることがどんどん増えています。こういった技術の時間の貴重な体験を忘れずにいてほしいと感じました。