期末考査の時の学習方法は?
期末考査2日目が終わりました。あと一日!と言う気持ちで帰宅した生徒も多いことと思います。
「朝型」「夜型」に人間のタイプは分けられるとか、「睡眠時間は7時間がよい」、「ショートスリーパー」というあまり寝なくても良いと言われる人がいるなど、睡眠と活動時間の関係には、個人差が大きいと言われています。
期末考査期間中は、早く帰宅できる訳ですが、生徒の皆さんはどんな時間の使い方をしているのでしょうか。
夜遅くまで学習していた人は、ちょっと昼寝をしてから学習を始める人、帰宅したらすぐに学習を始め、就寝時間はいつもと変わらないようにしている人など、おそらく人によって時間の使い方は異なるのではないでしょうか。
中学生から高校生の頃にかけて身につけていく学習習慣は、大人になってからも大きく変化しないのではないかと思います。夜遅くまで学習しても効率があがらない人は、日中や朝などに学習時間を確保した方がよいでしょうし、夜集中できる人は、夜の学習時間を多くした方がよいでしょう(日中の眠気には注意ですが)
私自身は朝型なので、夜遅くに学習しても全く効率が上がらなかった経験をもっています。それは仕事をしていても変わっていません。遅くまでだらだら残って仕事するよりも、一旦寝て朝起きてからすぐに仕事をした方が数倍早く仕事ができることを実感しています。
朝型の人だろうが、夜型の人だろうが変わらないと思われることは、質の良い「睡眠」をとることが脳のパフォーマンスを上げるためには必要であるということです。「睡眠」は記憶の整理にも関わっていると言われています。睡眠不足の状態では、どんなに学習しても頭に入りづらくなるだけではなく、アウトプットについてもパフォーマンスが落ちます。適切な睡眠時間というのは個人差が大きいと言われますので必ず何時間寝た方がいいとは決められないようですが、日中に眠気を感じないようにできる睡眠時間を確保することは学習の効率を上げるためにも大切なことです。一夜漬けと言われる学習方法は、一番効率も悪く成果が少ない学習方法ですので、計画的に学習ができるように、しっかりと生活習慣を見直していきましょう。