1年生 社会科の授業の様子
1年生の社会科では、新しい内容に入る前にまずは生徒が教科書を読みながらプリントの穴埋めを行い、授業内で「予習」をしています。
生徒は年度当初、教科書を読む力がまだ弱く、10数個(教科書3~4ページ分)の穴を埋めるだけで「先生ここ教えてください!」「教科書のどこを見ればいいのですか?」と先生を頼りながら四苦八苦していましたが、今では50個以上の穴埋め(教科書8ページ分ほど)を先生へ質問する必要もなく(もちろん、必要があれば質問しますが)、難なくこなしています。
この「予習」の学習活動では2つの効果を狙っています。
①教科書を読む力を身に着けること。この力が身に着けば、大人になっても本を使って好きなことを勉強することができるようになると考えています。
②『生徒が予め基礎知識を知っている状態』をつくることで、最新の社会情勢や既習事項を結びつけながら、「分かる」だけでなく「面白い」「役に立つ」社会科の授業になること。社会科を『社会を見る眼』を養う教科として、少しでも人生の役に立つ学習にしてほしいと願っています。